横向き施術のメリットデメリット
前回の記事で横向きに対して全く違和感がなかったと記事にしましたがみんなに伝わりやすいようにちょっと言語化せなあかんなーと
横向きのメリットデメリットを記事にしていきます!
【メリット】
1.最大のメリットはバリエーションが増える!
ロングコースを受ける人へはいくらうつ伏せ手技のバリエーションが多くとも限られてくるもの
横向きになることによりアプローチする角度が変わるのでセラピストとしての飽きがこない笑
2.うつ伏せが苦手ってお客様が時々出てきます
そんな時は仰向けや座位だけよりも横向きを覚えていた方が断然良いです!
例えば腰を仰向けと座位でできると言えばできますがなかなかやりにくいですしコツを掴まないと表面のみへのアプローチに
ですが横向きを覚えておくとしっかりとアプローチできます
どんな方がうつ伏せができないのかというと
・マタニティ
・お腹が出ている
・閉所恐怖症
・暗所恐怖症
・うつ伏せで寝れない
・うつ伏せになると腰が痛い
・ぎっくり腰中
などなど
閉所恐怖症、暗所恐怖症と書きましたがこれは実際あるんです
有孔ベッドの穴が怖いのでってことで最初に問い合わせられたことがあります
3.コリに対してのアプローチしやすい部位ができる
例えば、腰を真横から押して欲しいお客様は、うつ伏せ時かなり横から垂直に押す姿勢になりますが、横向きになるとセラピストは真上からベッド方向に押すのみで楽にアプローチできます!
大腿部内転筋や外側広筋も狙いやすくなりますね^_^
4、リラックスできるわー楽やわーとお客様に喜んでもらえます
まだ書いてなかったですが横向きでは抱き枕があった方がより安定して良いのですがこの抱き枕を気に入っていただけるお客様が多いです
お客様によくこれどこで売ってるんですか?お問い合わせられるんですがたぶん累計100本はニトリで売れたはず( ̄▽ ̄)貢献貢献
5、骨粗鬆症の方や肋骨にヒビが入っていても割としっかり圧を入れることができます
うつ伏せだと肋骨にヒビが入っていたらそもそも寝ると痛いし、背中をベッドに押すと肋骨が開きますので痛いですし二次災害としてまた悪化することにもなりえます
6.無孔ベッドでのお客様の負担が減る
ベッドの種類により無孔もタイプもあります
整骨院や治療院で主流ですが
無孔なので首をどちらかに向けないとダメか無理やりうつぶせなるかしかないですが、横向きだとOK!
【デメリット】
1.そもそも横向きの施術が自分には合わないなってなること
練習してコツを掴めば誰でも行けるはず!と思ってますが、苦手意識で横向きをしないセラピストもいてます
そういう方には向かないと思います
2.お客様のベッドに接している腕が痺れてくる
これは気をつけてないとなりやすく、例えば肩甲骨周りを指圧していたらベッドに接している腕側の腕が圧迫されて痺れてきます
なので最初に「もし腕痺れてきたらおっしゃってくださいね」と添えておくのがベストです
3、横向きにすることでコリを狙いにくくなるパターンも
これはねーあるあるなんです
お客様が横向きになるのが下手な方?( ̄▽ ̄)もなかにはいてます
どう体勢を瞬時に整えるかがセラピストのうでのみせどころではありますね
4、ベッドの上での位置により落ちそうになる
これも気をつけなきゃいけないとこで、ベッドの端(お客様から見たときの前側)に行きすぎていると、うまくやらないとベッドから落下してしまうことも
整骨院時代横向きしかできない方がいて他スタッフが対応していた時に遠くから【ドン!!】と聞こえたのでみたら落下しており打撲
その後1ヶ月ほどあざが消えなかったとのこと
5.有孔部分が邪魔をする
底がしっかりしてる枕か本当に就寝時の枕か枕の位置をしっかりしないと穴が邪魔します
変に肩がはまったり、枕がへしゃげたり、、、
【まとめ】
横向き施術のメリットデメリットのご紹介をしてきましたが、結論覚えておいたに越したことはないです
僕自身部位によっては力が入れやすい部位もあるので使い分けできますしね
基本的にベッドなのでうつ伏せのサロンが多いですし抱き枕置いてるサロンもほとんどないです
大阪京橋で横向き用の抱き枕置いてるサロンは僕の同僚ですが僕が教えた人たちのサロンです^_^
ぜひ習得してレパートリーを増やしより一層癒せるセラピストに!